高尾山便り20160902-1

9月2日までの高尾山便り、その1です。






長葉の高野箒20160902-1-a
キク科のナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒)が咲き始めました。
2年目の枝の葉ごとに頭花が付きます。


長葉の高野箒20160808-1-a
6個の小花が集まった頭花、5裂した花冠は捩じれ、ピンク色の冠毛が見えてます。


長葉の高野箒20160808-2-a
5個の葯が集まって濃紫色の筒を形成し、先端に橙色の花粉が見えます。


長葉の高野箒20160808-4-a
晩期の頭花を見ると、葯筒の先から花柱が伸び出し、2裂した柱頭が現れます。


金水引20160717-1-a
7月中旬、キンミズヒキ(金水引)が咲き始めました。


金水引20160729-1-a
花序には大きな小花が密に咲きますので、普通は花弁同士がぶつかります。


金水引20160902-4-a
雄蕊は10本以上、これが有力な特徴です。


金水引20160813-3-a
雌蕊については、中央に小さな花柱が2本見えます。
この小花は雄蕊が多く、20本も見えます。


金水引20160819-2-a
これは痩せた株、小花が疎らで、一瞬、姫金水引に見えましたが、雄蕊は10本程度ありましたので金水引としました。

小花が疎らで雄蕊がかなり多いことを特徴とするチョウセンキンミズヒキもあるようです。
ここでは考慮しませんでしたが、今後は検討が必要そうです。


姫金水引20160902-4-a
そしてこちらがヒメキンミズヒキ(姫金水引)の花序です。
この株は元気で大きくて、小花の数が多いです。


姫金水引20160902-5-a
花弁は5枚、雄蕊は5本、花柱は2本です。


姫金水引20160902-2-a
小花はかなり密に咲いてますが、雄蕊5本は緩ぎません。


秋分草20160831-1-a
秋分にはまだ早いですが、シュウブンソウ(秋分草)が咲き始めてます。


秋分草20160831-2-a
外周の舌状花は、小さな白い花弁を広げてます。
中心部の大きな筒状花は、黄緑色の花冠が5裂してます。


秋分草20160831-3-a
まだ花粉を出す前の頭花で、黄色い葯が筒状に並んでるのが見えてます。


荒地盗人萩20160831-1-a
とうとう高尾山でもアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)を見るようになってしまいました。
かなり幅狭の3小葉が特徴ですね。


荒地盗人萩20160831-3-a
小花は綺麗なのですが、困った侵入者です。


荒地盗人萩20160831-5-a
旗弁の緑色点が特徴です。
側弁が開かないので、竜骨弁が見えません。


荒地盗人萩20160831-9-a
蕊類が露出した小花が多かったのですが、何故か、全て側弁と竜骨弁が損傷してました。
昆虫の仕業でしょうか。
それとも、自力で花弁を破って出てくるのでしょうか。


荒地盗人萩20160831-8-a
晩期の花では、雌蕊の柱頭がはっきり判ります。


麻疹草20160831-1-a
小さな白花、ハシカグサ(麻疹草)が咲いてました。


麻疹草20160831-9-a
花冠は4裂し、雄蕊も4本です。


麻疹草20160831-2-a
柱頭は2枚に割れてるようですね。


麻疹草20160831-7-a
こんな実も出来てました。


田村草20160902-1-a
キク科タムラソウ属のタムラソウ(田村草)の大株、アザミの仲間とは葉の形状が違います。


田村草20160902-2-a
頭花は上を向いて、ノハラアザミと似てますね。


田村草20160902-5-a
まだ未開花の小花が残る頭花です。


田村草20160902-6-a
中期の頭花、写真で最上部の2個の小花は、柱頭が大きく2枚に開いてます。
他のアザミは柱頭が極めて小さく2枚に割れますので、この柱頭だけで本種の識別ができます。


韮20160831-1-a
ニラ(韮)の散形花序です。


韮20160831-2-a
真っ白な花被片が6枚、中心に緑色の子房が見えます。


韮20160831-3-a
子房は3室、中心から1本の花柱が伸びてます。
6本の雄蕊は黄色い葯を付けてますね。


韮20160831-4-a
葯からは黄色い花粉が出て、やや褐色に変わり、脱落します。


雄山火口20160902-1-a
オヤマボクチ(雄山火口)の大株が、たくさんの蕾を見せてました。
楽しみなことです。
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